屋台弁護士3〜燃える屋台!村雨父子絶体絶命!

  • あらすじ 一郎(中村雅俊)の弁護士事務所でもある太郎(伊東四朗)のラーメン屋台に、エリート弁護士の英里子(羽田美智子)がやって来た。彼女は太郎が作ったラーメンを食べないで去っていった。英里子は贈収賄疑惑が浮上した議員の岡崎(大林丈史)のアリバイを捏造するため、一郎父子の屋台を利用することを考えていたのであった。岡崎が議員会館で相手方と会ったその日に、そこに居合わせた関係者が食べた仕出しの食中毒騒ぎがあり、岡崎も食中毒になっていたのであったが、英里子は岡崎に記者会見を開かせると、同日同時刻に一郎らの屋台で食べたラーメンが原因で食中毒になったと発表させた。議員会館の弁当から検出された食中毒菌とは別の菌で、ラーメンのどんぶりから検出された菌が岡崎の食中毒の原因との証拠を揃えたのである。その後贈収賄事件に関連する殺人事件容疑で太郎が逮捕され・・
  • 感想 屋台を弁護士事務所として登録することはありえないとか、弁護人が逮捕された太郎を接見する際に留置係が立ち会うのはありえないとか、実社会と異なる点に関する突っ込みどころは相変わらずたくさんありますが、娯楽ものとしてはそれなりに楽しめました。が、本編は人情もののドラマですから、謎解き満載のサスペンスものと違って、ドラマ後半のどんでん返しがないので、ストーリーだけで2時間持たせようとしても、途中でやや緊張感に欠けることになるのは残念です。

弁護士資格をお持ちだけれど、ラーメン店が本業という方はそろそろ現実にいらっしゃるのかも・・