米系投資ファンド不動産ローン1000億円購入

ブラックストーン・グループは21日、米モルガン・スタンレーの日本拠点が保有する約1000億円の国内不動産ローンを月内をメドに一括購入することでモルガン側と最終調整に入った。ブラックストーンが日本で投資するのは初めて。金融危機で冷え込んだ日本の不動産市場に海外のニューマネーが流入することで、市況の底入れにもつながりそうだ。(2010/7/22日経新聞

ブラックストーン・グループは米系投資ファンド。日本で投資するのは初めてとのこと。リーマン・ショック以降、日本の不動産市場では「買い手」不在でしたが、ここへ来て欧米系ファンドの投資を検討する動きが出ているようです。記事にあるような金融機関の債権処理のための売却によって、市況の底入れに向かう可能性もあるかと思われます。