「熱血!平成教育学院」

平成21年2月8日放送の「熱血!平成教育学院http://www.fujitv.co.jp/gakuin/index.htmlを見ていたら、石原良純さん(番組中では「ずみさん」と呼ばれています。)が含蓄のあることをおっしゃっていました。気象予報士でもある石原さんに天気図が示されて、「この場合は雨か雪か?」との質問に対して、石原さんは、「雪が積もると交通機関に影響がありますから微妙な場合は悪い方(この場面では雪が降る方)を予報するように心がけている」といった趣旨の発言をしました。長年予報士をされている石原さんは、経験上、予報が外れた場合の視聴者への影響まで勘案して予報をするとの趣旨でした。



さて、天気予報から離れてしまいますが、弁護士の場合も、相手方のある話が多いので、事件の結論がどうなるかについて、相手の出方に関して予測や仮定の下で、依頼人に対応する必要がある場合もあります。今回石原さんがご説明になったように「悪い方」を想定しながら依頼人に対応することも必要かなと思った次第です。