焼酎の効用 血管内の血栓を溶かす効果

 倉敷芸術科学大学の須見洋行教授の研究によると、焼酎には、脳梗塞(こうそく)などを引き起こす、血管内の血栓(血の塊)を溶かす効果があるという。例えば、脳梗塞の治療薬として注目を浴びるt―PA(組織性プラスミノーゲン活性化因子)。血栓にくっついて効率よく溶かす作用を持つ。t―PAは血管内の内側にある内皮細胞で作られるため、血液中にごく微量含まれているが、須見教授の実験では、焼酎を飲んでから1時間後には、1・5倍以上に増えていた。

 「まだ正体は分かっていないが、焼酎に含まれる成分が作用しているようだ。ワインなども同様の効能を持つが、焼酎の方が強い」と須見教授。

 この成分は、揮発性があり、香りをかぐだけでも、t―PAは増えるという。ブランデーグラスを人肌で温めて、かぐのが須見教授のおすすめ。あなたの脳は、芳醇(ほうじゅん)な香りで、脳内ホルモンが放出されて癒やされるとともに、全身の血液もさらさらになる。

 このほか、焼酎には善玉コレステロールを増やす効果もあるという。動脈硬化の予防にもなる。(2009年4月16日 読売新聞)

更に、甲類よりも乙類の方が、血栓を溶かす効用が高いとのことです。もっとも、血栓を作らないようにするために本来的にすべき事は、食生活の改善、適度な運動の励行などですから、焼酎はあくまでリラックスするための楽しみとして嗜むようにしたいと思います。
現在は近所のスーパーでキリン ピュアブルーを買って愛飲しています。今後は、評判の良い銘品も味わいたいと思います。
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