弁護士出身の大使

米駐日大使にルース氏内定 大統領側近、経済通の弁護士
【ワシントン=大石格】米オバマ政権は19日、次期駐日大使にカリフォルニア州で企業法務に携わる弁護士ジョン・ルース氏(54)を起用することを内定した。20日にもオバマ大統領が指名する。 シリコンバレーのIT(情報技術)企業のM&A(合併・買収)などに多くかかわり、ビジネス実務に詳しいことから、グローバルな金融危機の克服に向け、主要国との経済面での協調を重視するオバマ大統領が適任と判断した。ルース氏は民主党の同州での有力後援者。昨年の大統領選でもオバマ選対の献金取りまとめに動き、勝利に貢献した。選挙戦を通じてアクセルロッド上級顧問らホワイトハウス中枢と親しい。昨年11月の大統領選当日、シカゴで大統領と同じ部屋で開票を見守った側近グループの1人で、大統領の携帯電話に連絡できるという。(2009年5月20日日経新聞

わが国では大使のほとんどが外務省内部から登用されますが、過去に、浅井和子弁護士がガーナ共和国大使に就任した例があります。

ちなみに、過去に総理大臣に就任した弁護士は片山哲総理、鳩山一郎総理がおられます。判事検事を歴任された平沼騏一郎総理も有名ですね。