「王シフト」はこうして誕生した 王シフト45周年

5月27日のNHKおはよう日本」で「王シフト」はこうして誕生したと題して、1964年5月5日に広島カープが初めて「王シフト」を敷いた経緯とその後の経過を、王貞治氏、当時の遊撃手古葉氏、同二塁手・阿南氏のインタビューを通して放映していました。当時、広島カープの親会社マツダの所有する汎用コンピュータで、王選手の打球の方向を解析して、導き出した結論との触れ込みでしたが、実際は、シフトを敷くことで王選手にプレッシャーをかけて打撃の調子を狂わそうとする心理作戦であったようです。放映では、王氏は王シフトに負けないように、さらに精進した結果、ホームランを量産することができたとおっしゃっていました。ただごくまれに、3塁側に流し打ちをしたこともあったようです。野球界の長い歴史の一端に触れて、球史にさまざまな闘いがあったことを再認識しました。