30代は忙しくて本が読めません

1カ月間に本を1冊も読まない人は23.7%――。読書推進活動をしている財団法人・出版文化産業振興財団(JPIC)が、来年の国民読書年を前に行った「読書実態と意識に関する調査」で、そんな実態が明らかになった。  全国の20代から60代の人を対象にインターネット調査を実施。1550人から回答を得た。1カ月に読む本の冊数は「1冊」が最多の29.2%。「5冊以上読む」と答えた人は10%だった。「0冊」と答えた人が多いのは30代で、この世代の27.4%にのぼった。「3冊以上読む」と答えた人は60代が最も多く、32.2%いた。「0冊」と答えた人に理由を聞くと、30%の人が「仕事、家事、勉強が忙しくて時間がない」と答えた。(2009年10月21日asahi.com)

30代は大変忙しい時期で時間がないというのは実感でしょう。経験上、ゆっくり本を読むことなどはできないと思いますが、通勤途上や家事の合間、寝る前のわずかな時間など隙間時間を使えば読書もできます。ネットや携帯の情報がふんだんな現代でも、読書からの情報は重要です。2010年は「国民読書年」。20代や60代以上の方々に読書量でも負けぬようお互い頑張りましょう。