住友信託・中央三井信託が統合

住友信託銀行中央三井トラスト・グループが2011年春をメドに経営統合する方針を固め、金融庁と調整に入ったことが27日、明らかになった。08年秋のリーマン・ショック後の金融・経済の不安定な状況に対応するため、規模拡大で経営基盤を強化する必要があると判断した。資金量などで国内信託首位、銀行グループとして5位の“メガ信託”が誕生する。新名称は「三井住友」を使う方向。中央三井に入っている約2000億円の公的資金については統合前の返済を目指す。 (2009/10/27NIKKEI NET)

中央三井約2000億円の公的資金の統合前の返済が条件になるようですが、経営統合により規模が拡大することによって経営の安定が図れるのであれば、取引企業としても歓迎すべきでしょう。将来的には、三井住友銀行とのグループ化も視野に入ってくるのではないでしょうか。