架空名義の口座を詐欺に悪用

不正に手に入れた他人の戸籍謄本を使って、うその養子縁組をしたなどとして、無職の男ら3人が警視庁に逮捕されました。男らは、養子縁組でできた架空の名義で500以上の口座を作り、1つ5万円ほどで売りさばいたということで、警視庁は振り込め詐欺に悪用されたとみて調べています。(中略)自治体は、登録された住所に居住の実体がない人について、住民票を削除する手続きを行いますが、その場合、その人の名前や住所を役所の掲示板に公示することになっており、容疑者のグループは、掲示板を見て個人情報を入手し、本人の委任状を偽造するなどして戸籍謄本を入手していたということです。(2009年11月17日NHKHP 12時40分)

思わぬところから、個人情報が漏れるものです。自治体はまだまだ情報管理が不十分な場合がありますから、私たちも、業務遂行にあたって十分注意したいと存じます。