米最高裁判事任命
ケーガン氏指名のきっかけとなった、退官するスティーブンズ判事は、フォード大統領が任命。つまり保守だったが、現在はリベラルだ。なぜシフトしたか、彼はこうメディアに語っている。「米社会の右傾化があまりに進んだため、自然に私はリベラルになってしまった」。(2010年 5月 13日WSJ)
米国の最高裁判事は大統領が指名し、米国民に大いに注目されます。注目される理由は、最高裁判事が「違憲判決」を下されれば、法や行政処分が、すぐに無効となり、国民生活への影響力があるからでしょう。また、大統領は、自分の政策に有利な判事を任命するわけですから、民主党はリベラル派、共和党は保守派の判事を任命するために、関心を集めるのでしょう。
エレーナ・ケーガン訴訟長官(50)はハーバード大学ロースクール元学長で、ユダヤ教徒です。氏が就任することで、判事9人のうち3人を女性が占めることになります。
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