国会議員歳費を自主返納で合意

先の参院選で初当選した議員が七月分の国会議員歳費の一部を自主返納する議員歳費旅費手当法改正案は、四日昼の衆院本会議で全会一致で可決、参院に送付された。六日の参院本会議で可決・成立する運び。歳費を日割りする抜本的な制度改正は、秋の臨時国会与野党が協議する。これまで議員歳費(月額百二十九万七千円)は月割りで支給され、今回の参院選で当選した新人・元職議員は任期開始(七月二十六日)から六日間の勤務だけで一カ月分の歳費を受け取ることになっていた。(2010年8月4日東京新聞

日割り法案は、結局自主返納で成立する模様です。従前の法律では、返納が公職選挙法が禁じた寄付行為に該当する恐れがあるため自主返納もできなかったのです。
折角、法案が成立するのでしたら、今回の対象となる参議院で返納した議員は堂々と返納の事実を公表頂いて、各政党ごとに返納額を集計してみるのが国民にとって判り易いでしょう。