信金中央金庫中小企業の海外進出支援
全国272の信用金庫の中央機関である信金中央金庫(本店・東京)は、タイや中国などの大手銀行と業務提携し、アジアを中心に海外銀行とのネットワークをつくる方針を決めた。海外銀行との提携は初めて。信金が取引している中小企業が海外進出する時、提携銀行を通じて現地通貨での融資や営業支援ができるようにする。 (2010年10月14日asahi.com)
全国の信金の取引先である中小企業においても、約1300社がすでに中国、タイなどのアジアに進出しています。円高傾向から、海外に生産拠点や販売拠点をもうける中小企業はますます増えることでしょう。一方、各信金単体では、海外に支店を設けたり、海外銀行と提携したりするのは困難でしょう。信金としては中央機関の信金中金に「地銀に対抗するため、海外でも取引先を支援できる態勢をつくって欲しい」と求めておりました。そこで、信金中金が窓口となって、海外ネットワークを構築し、信金のお取引先の海外進出を支援するとのことです。中小企業にとっては心強い支援になりそうです。
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