宮里美香、日米ツアーで飛躍の秘訣

6年連続賞金女王に輝いた不動裕理が全盛の頃、同組で回った美香がアプローチを打つ際、女王の前でも決して臆することなく、ピンまでの距離をきっちり、そして時間をかけて歩測。かといって時間をかけ過ぎるわけではなかった。相手が誰でも決してルーティンを崩さずプレーする姿が印象に残った。(2010/10/12 ゴルフライター 川野美佳)

ルーティン。ビジネスではやや消極的な意味で使うこともありますが、決まった作業、決めの動作と言うことでしょうか。人間にとって、決まったことを繰り返すことで、プレッシャーを乗り越え自信を持って臨むことができるなどメンタル面でよい効果が期待できます。
日本女子オープンの勝者宮里美香選手。次の目標はもちろん「アメリカで勝つこと」です。飛躍の秘訣を、ひとつ挙げるとすると相手が誰でもルーティンを崩さずプレーする姿勢のようです。これで、プレッシャーも乗り越え、平常心でのプレーが実現できているとのことです。
イチロー選手も、ひたすらルーティンを守ることで有名です。打席でのいつものポーズは印象的でしょう。
翻って、自分の場合もゴルフでは朝いちのティーショットで緊張してミスショットをすることが多いので、美香選手の相手が誰でもルーティンを崩さずプレーする姿勢を学びたいと思います。