米国ビジネススクール海外での学生獲得活動を強化
外国人学生の減少に悩まされている米ビジネススクール(経営大学院)は、海外での学生獲得活動を強化しつつある。彼らの言う、大学の信頼度にとって「最も重要な要素」を維持するためだ。海外の経営大学院の向上や米雇用情勢の悪化、また、米経営大学院の費用が高額であることが、多くのMBAコースの入学申請数の減少を招いている、と複数の経営大学院関係者は言う。(2010年 11月 4日WSJ)
米国ビジネススクールは、外国人学生の増加を目指しています。なぜならば、留学生が集まることは「評判」と世界的な「信頼度」を高めることになるからです。つまり留学生が多いことで、大学院の先進性と多様性を売り込むことができ、海外人脈を築くチャンスを学生に提供できるということです。しかしながら、近年は留学生が減っています。その
原因のひとつは、上海の中欧国際工商学院(CEIBS)、シンガポールの南洋理工大学商学院、香港の科技大といった、アジアの大学院との競合が生じていることだそうです。また、日本の企業は、従来MBA取得のために社員を米国ビジネススクールに派遣してきていましたが、現在は奨学制度の縮小をしております。さらに、留学生のとって卒業後の米国での就職活動に厳しさを増しており、米国の大学院への留学を取りやめていることも原因となっています。こういった情況ですから、日本のビジネスマン諸氏も、もし、環境が許すのであれば、米国ビジネススクールへの留学を検討されてはいかがでしょう
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