民法(債権関係)の改正の作業状況報告

法制審議会で議論されております民法(債権関係)の改正に関して、「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理」のパブリック・コメントが平成23年6月1日から同年8月1日まで募集されています。

パブリックコメント募集といっても、法案を募集しているのではなく、今後、中間試案(法案)が取りまとめられるのですが、今回の中間的な論点整理は、その中間試案の取りまとめを目指すに当たって議論すべき論点の範囲を確認するための作業です。
換言すると、議論してほしい論点と、現行法のままそっとしておいてほしいところとの区別について意見を求められているということでしょう。
以下、法務省のHPと、パブリックコメントの手続の詳細についてのURLを貼っておきます。

http://www.moj.go.jp/shingi1/shingi04900074.html

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300080078&Mode=0

昨日、私たちの研究会も、論点整理を行いました。今後、コメントを作成して上記にコメントを応募する予定です。