ゴールデンウイークの過ごし方その2 没後80年岸田劉生 損保ジャパン東郷青児美術館

連休中に、行ってこようと考えています。

岸田劉生(1891-1929年)は、ゴッホセザンヌらの感化をうけて自己表現としての絵画をめざしました。しかし、じきに古典的な写実に変わり、風景、静物、肖像に忘れがたい作品をのこしました。写実への移行は、自画像とならんで手当たりしだいに友人を描いた時期におきています。自己表現のために「自分」を見つめれば見つめるほど、逆に「他人」も気になってくる・・・劉生の写実は、近代的な自己の意識に支えられていました。

のちに愛娘・麗子をくりかえし描いた劉生は、画家にとって人間の顔ほど興味深いものはないと語っています。人間の顔は、美の奥深い世界への入口だったのです。没後80年にあたるこの展覧会では、劉生の自画像と肖像画だけを約80点集め、人の顔を描くことを通して深化していく劉生の「写実の道」をたどります。(損保ジャパン東郷青児美術館HPより)

 
開催概要
  会期 2009年4月25日(土)〜7月5日(日)
  会場 損保ジャパン東郷青児美術館
開館時間 午前10時から午後6時まで、金曜日は午後8時まで


損保ジャパン東郷青児美術館HP
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/

ゴールデンウイークの過ごし方その1http://d.hatena.ne.jp/n1516e/20090416/1239831141