「私が眠るとみんな死んじゃう」「ネトゲ依存症」

リアル(現実)の世界を捨て、ゲームにはまったネトゲ廃人・・・
ゲーム依存症が問題になっていますが、依存症というと一般的には、アルコール依存症や薬物依存症などがあり、またギャンブル依存症恋愛依存症などもあるようです。
依存症と名付けられる状態ともなると、簡単にはやめることができません。たとえば、私たちが弁護士業務を通じてなじみがある、薬物依存症となった刑事被告人ですが、薬物依存を辞めさせるのは大変です。対症療法は、医師などの専門家にお任せしておりますが、私たちが、弁護士として日頃心がけることができるのは、依存症になった元々の原因〜人間関係の悩みとか、失業して経済的に困っているとか〜を取り除くように努めることです。

さて、ネトゲ依存症も、依存状態から立ち直らせるとなると、大変な努力が必要です。
記事にあるような「担任の先生」がいれば良いでしょうが、政府が真剣に対策に取り組むべき問題かもしれません。

本の中で、ネットゲームにはまり、昼夜逆転した中学生を立ち直らせた担任の先生が出てくる。「母子家庭だったり、親から見捨てられたりした子も多い。粘り強く注意する人が必要で、いかにゲームをする時間を減らせるかが大切だと思います」と指摘する。死者が出るほど深刻な韓国や中国では、政府主導で対策に取り組んでいるが、日本は遅れているという。(2009年6月1日東京新聞