不動産取引回復？４〜６月７％増

　国内の不動産取引に持ち直しの兆しが出てきた。上場企業や不動産投資信託（ＲＥＩＴ）などによる売買を民間調査会社が集計したところ、2009年４〜６月の取引額は約4400億円と同１〜３月から７％増えた。過度の金融不安が後退し、大手不動産会社は公募増資や社債発行による資金調達に動いている。ただ銀行などは不動産への融資に依然として慎重で、買い手のすそ野が広がるにはまだ時間が必要だ。
　四半期ベースの不動産取引額は金融危機が深刻化した昨年10〜12月に約3900億円まで落ち込んだが、その後は２四半期連続で直前の四半期を上回った。月次の取引額では１月の前年同月比が77％減だったのに対し、６月は20％減。一時的とはいえ４月には前年同月を上回った。(2009年7月22日NIKKEI NET）

現時点は、売買取引対象となる物件とならない物件がはっきりしているようですね。
銀行の不動産融資も、今のところは慎重な姿勢のようですが、結局のところは融資先・物件を見て融資可否の判断ということになりますか。

[二訂版]これ以上やさしく書けない不動産の証券化

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