09年の倒産4年ぶり減少

信用調査会社の東京商工リサーチが13日まとめた2009年の全国の企業倒産件数(負債額1000万円以上、私的倒産含む)は08年に比べ1.0%減の1万5480件となり、4年ぶりに前の年を下回った。上期は08年同期比8.2%増だったが、下期は9.7%減で全体の件数を押し下げた。ただ、販売不振などによる「不況型」倒産が全体の件数に占める割合は79.3%と過去最高。同社は「下期は政府の緊急保証制度や公共事業の前倒し発注などの政策が奏功したが、『不況型』が多いのが気がかり。政策効果が薄れると件数が増えるのではないか」とみている。(2010/01/13 NIKKEI NET)

緊急保証制度や公共事業の前倒し発注などの政策が奏功し、倒産が減少しました。その反面、政策効果が薄れると倒産件数が増えるのでしょう。民需が回復するまで、持続的な景気対策が望まれるんですが・・・

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