警察犬になったミニチュアシュナウザー

体重約6キロ、体高約30センチのかわいい警察犬が、和歌山県で誕生した。全身がもじゃもじゃの毛に覆われたミニチュアシュナウザー(オス、3歳)で、登録名は「クリーク号」。元の名前は「くぅ」。おそらく日本一小さな警察犬だ。警察犬は大型犬で、精悍(せいかん)な顔つきにすらりとした体のシェパードや、盲導犬としても活躍するラブラドルレトリバーが多い。訓練所や飼い主らでつくる日本警察犬協会によると、「くぅ」のような小型犬が警察犬になったのは「聞いたことがないし、協会の記録にもない」という。警察犬になれる犬の種類を指定している警察もあるが、和歌山県警は「能力があればどんな犬でもオッケー」と、種類を限定していない。「くぅ」は昨年11月の審査会で、持ち前のにおいをかぎ分ける力を発揮してみごと合格。今月1日、県警の嘱託警察犬として登録された。犯人の遺留品のにおいをかぎ分けるなどして事件捜査に協力する。任期は1年。(2010年1月18日asahi.com)

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ミニチュアシュナウザーは、警察犬らしくない犬ですが、「クリーク号」は立派に警察犬として臭気検査役を務めています。