どうなる中小企業等金融円滑化法?

亀井静香前金融・郵政改革担当相は14日の退任会見で、在職中に成立させた中小企業等金融円滑化法について、「法律の趣旨を解釈して、社会的責任を果たそうとする銀行もかなり出てきている」と述べ、成果を強調した。 同法は金融機関に対し、中小企業や個人の借金について返済条件の変更に応じる努力義務を課すもの。亀井氏は「金融界の全面的な理解が得られるとは思っていなかったが、私なりの考えで金融行政をやってきた。金融界の人にも時代が変わったと認識してもらい、従来と違う価値観に基づいて仕事をしてほしかった」と指摘。(2010年6月14日asahi.com)


亀井静香氏は郵政改革担当相として、郵政改革法案が廃案になりそうな責任を取って辞任しましたが、金融担当相としては、在職中に中小企業等金融円滑化法を成立させました。現在は、同法に沿った返済猶予が実施されておりますが、同大臣退任後、来年までの時限立法である同法がどうなるか?
不安です。