新生銀行の経営再建

 新生銀行の社長が当麻氏に代わって、経営再建は法人取引の再強化が中心のようです。 

「新規の顧客や傘下のリース会社の取引先などをどんどん開拓していく」。法人取引が主体のみずほコーポレート銀行常務執行役員出身である当麻氏が再建の柱に据えるのが法人営業だ。23日には老人ホームや事業者に資金を融資する「ヘルスケアファイナンス部」を立ち上げた。大手行があまり目を向けていない分野で、新規需要が期待できるという。中堅・中小企業を対象とする事業再生子会社も近く設立する予定だ。(2010/7/29日経新聞)

 事業再生子会社あるいは銀行本体でのファイナンスなどは、私たちが取り組んでいる事業再生において、強力なサポートになるかもしれません。法人部門長は社長が兼任し直轄ということですから、銀行にありがちな意思決定の遅さはないことも期待できそうです。