住信と中央三井経営統合で合意

中央三井トラスト・ホールディングスの田辺和夫社長は24日、住友信託銀行との経営統合に関する記者会見で公的資金について「なるべく早く返済したい」と述べた。2011年4月の経営統合前の返済を目指す。株価が400円(24日終値312円)を上回らないと国側に損失が発生するため、株価の回復が進まず統合までに返済ができない場合でも、その後の返済を目指す姿勢を示した。(2010/8/24 日経新聞

存続会社が中央三井トラスト・ホールディングス三井住友トラスト・ホールディングスに改称とのこと)で、ホールディングスとの株式交換により住信が仔会社になり、ホールディングスのもとに中央三井信託と住友信託が仔会社として並びます。そして、再来年以降に、両行の合併が予定されています。
統合の成否は焦点の一つである「公的資金の返済」。どうなるかに注目です。