記憶の達人

日経WEBに相手の顔と名前を覚える記憶の達人について記事がありました。それによると、達人たちはステップを踏んで記憶にとどめているようです。

  1. まず情報の吸収段階では、外見を大づかみで把握する。次に背が高い、ひげがあるなど、細かな情報を積み重ね、「芸能人の誰に似ている」などイメージを固める。
  2. さらに積極的に名前を盛り込みながら話しかけ、体験に仕立て直す。体験することで、外見と名前を結びつけやすくなる。
  3. 情報を記憶として保存しておくためにも努力が必要だ。「寝る前、帰宅する前にメモや頭の情報を読み返すことで、寝ている間に脳が整理されて記憶が固定化される」という。メモをとった後、30〜60秒以内に見直すこともいいそうだ。
  4. 名前を呼びかけることで取引先や顧客に喜んでもらう。そういった動機が重要とのこと。「記憶の達人」になるためにはサービス精神の大きさがモノを言うのかもしれない。

何事も、一日にしてはならずということでしょうか。