ダイハード4.0に見るサイバーテロの現状の諸問題

10月30日にダイハード4.0をフジテレビ系で放映していた。ダイハード4.0は911のテロ以降、新たなテロの脅威として、コンピュータハッキングを含むサイバーテロの脅威をテーマとしております。体育会系の主人公ジョン・マクレーンとしては、コンピュータに通暁した相棒と共に事件解決を図る内容です。ダイハード4.0は2007年に上映され、今回のテレビ放映も何度目かだと思います。
前振りが長くなりましたが、31日放映のフジテレビ系「報道2001」でサイバーテロの脅威についてコメントがありました。ダイハードが企画制作された数年前当時とテロの状況はあまり変わっていません。現実は国家規模によるテロはともかく、企業のウェブサイトに攻撃を受けたり、個人のパスワードが盗まれたり、成りすましが起きたり、トラブルは絶えません。ではどうしたらよいでしょうか?
脅威→対策→レベルアップされた脅威→対策もレベルアップ
とエンドレスに対策を続けていくしかありません。ポイントとしては、常にレベルアップ情報にキャッチアップしておくことと、古いシステムを大事に使い続けないということになりますか。

一方、ここのところの現実の問題に眼を向けると、アメリカ航空機爆弾テロ。かなり吃驚しました。しかし、しっかり対策が取られているようで事故にはならなかったようです。
我が国では、警視庁が作成した可能性がある国際テロ関連の捜査資料などの文書がインターネット上に流出しました。こういった、情報管理が十分できていないようではとても心配です。11月13日からのアジア太平洋経済協力会議(APEC)では、万全の警備体制をお願いしたいと思います。