無料ではない「無料ゲーム」

 

一律に「無料」の音声が流れていた携帯電話向けゲームサイト「GREE(グリー)」のテレビCMについて、運営会社の「グリー」(東京都)が一部のCMで、「無料」音声を取りやめていたことが20日、分かった。GREEのCMをめぐっては「無料で利用できる範囲は限定されており、景品表示法に抵触する」として消費者団体「消費者支援機構関西」(大阪市)が10月、「無料」音声の停止を申し入れていた。(2010.12.21 産経新聞

「無料」ゲームサイトのビジネスモデルは、基本料金が無料であっても、「勝つ」などゲームをいっそう楽しむ為には有料アイテムなどを仕入れる必要があります。したがって、ある程度ゲームのレベルが上がってきた段階で、有料になるモデルとなっています。「無料で利用できる範囲は限定されており、景品表示法に抵触する」と言う主張はその通りであります。
無料だからゲームを楽しむと言う向きは、ごく少数の方だと思量されますので、堂々と有料(平均幾らくらいであるとかを明示して)ゲームであると表明してはいかがでしょう。ゲームを楽しみたい方には有料でも受入れられると思われますので、料金を明記する方が始め易いのではないでしょうか。