3メガ2010年第3四半期決算は?

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの2010年4〜12月期決算は連結純利益が合計で1兆4889億円となり、前年同期の2.5倍になった。ただ10〜12月期に限れば長期金利が上昇(債券相場は下落)したことで債券売買を中心とする市場部門が失速。三井住友は前年同期比21%減益となった。3メガとも通期見通しは据え置いた。(2011/2/3日経新聞

3メガ銀の今期決算は前年を上回る見通しです。国債等の市場部門の収益が好調であったことや不良債権処理費用の減少などが増益要因となっています。これらの傾向は、メガバンク以外の大手銀や地銀もほぼ同傾向のようです。
各行、好調の追い風を受けて、企業再生ビジネスへの本格参入、海外事業の展開など新たなビジネスの種を模索しているようです。「経済の血管」である銀行が元気でないと、経済活性化が期待できません。銀行発の新たなビジネス展開に期待したいと思います。

残る銀行沈む銀行―金融危機後の構図

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