月曜ゴールデン税務調査官窓際太郎の事件簿18

  • あらすじ 

税務署員の窓辺太郎(小林稔侍)はある日、国税局査察部長の森村(北村総一朗)から呼び出される。大物衆院議員の山瀬(原田大二郎)の地元、静岡で事故米の不正流通があるらしいとの情報が入ったからだ。森村は山瀬のしっぽをつかみたいと、太郎を浜松北税務署に送り込む。太郎はレストランチェーンを経営している商事会社を訪れる。数日前に自殺した社長が会社の金を横領していたという密告があったのだ。ところが、そこにいたのは薫(麻生祐未)だった。薫は自殺した社長の妻、志帆(森口博子)の親友で、社長のこともよく知っているという。薫と志帆は彼が横領などするはずがないと訴える。そんな中、社長の友人の織田(大鶴義丹)がある情報を持ってやって来る。

  • 感想 

おなじみの窓辺太郎が政治家の脱税の摘発目的で、令状をもって強制捜査に踏み込むドラマです。このシリーズは、事件情報(タレこみ?)→内偵調査→証拠らしいものが出てくる→令状請求→強制捜査→摘発と、時代劇よろしくパターンが決まっています。ですから、仕方がないのではありますが、シリーズ18作目ともなるとマンネリ感があります。今回も、いまごろ「事故米」の売買に伴う所得隠しがテーマであったり、なんで国税の関係者が殺人事件を捜査するのかとか、突っ込みどころがたくさんあって、シリーズの行く末が忍ばれます。