46歳現役工藤サヨナラ勝ち

現役最年長46歳。横浜・工藤の好投がサヨナラ勝ちを呼び込んだ。1点リードされた九回に登板。宮出を三ゴロ、小坂を遊直に打ち取ると、草野は141キロの直球で空振り三振。わずか8球で三者凡退に仕留めた。

 その裏、四球と安打で作った一死満塁の好機に、内川が右前打を放ち、走者2人がかえってサヨナラ。「工藤さんがいいリズムで抑えてくれて、勢いをつけるのに、もってこいの状況だった」と内川。自身が持つセ・リーグの最年長勝利投手記録を更新したが、工藤は「今日の勝ちはリリーフ陣みんなの力。ごほうびということで」。チームに力を与える頼もしいリリーフ投手だ。(2009年5月25日読売新聞)

工藤公康投手のたぐいまれな活躍は、賞賛しきれないほどの快挙と考えます。ご本人は「ごほうび」と謙遜していますが、内川選手がいう「いいリズム」を知り尽くしている結果でしょう。その点からこの勝利はごほうびや偶然ではなく約束されたものだったといえそうです。また、その影には、奥様はじめご家族一体となって、同投手が活躍できるように、食事を含めた生活全般での支えがあると聞きます。今後も長〜く注目していきたい選手です。

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