円大幅続伸にも介入に消極

藤井裕久財務相は28日午前、通貨政策について「人為的な為替安政策はおかしい」と述べ、円売り・ドル買い介入に否定的な考えを示した。急激な相場変動など異常な動きには断固とした対応を取るとしつつ、外国為替市場で一時1ドル=88円台前半まで上昇した円相場に関しては「トレンドは異常でも何でもない」と指摘。「(望ましい)水準は言うべきではない」とも述べた。都内で記者団に語った。(2009年9月28日日経新聞

う〜む・・
今回の円高は、米国金利安に着目する投機筋が、財務相ら日本の通貨当局者が介入に後ろ向きと市場が解釈するような発言を続けたために、「買い安心感」を持っているためともっぱら見られるにも拘らず、この発言とは・・・。
現在のわが国のポジションは円高容認はありえないでしょう。