共産党「何でも反対」決別宣言

「揚げ足取り、何でも反対という立場ではない。今までとはスタンスが違うんです」。共産党志位和夫委員長は29日、衆院代表質問後の記者会見で「揚げ足取り」からの決別を宣言した。 志位氏は代表質問で政権交代が実現したことを「日本の政治にとって前向きの大きな一歩」と歓迎。会見でも自公政権下とは違って「現実に政治を前に動かしたい」と語り、鳩山政権を「後方支援」する姿勢を鮮明にした。 会見では衆院本会議場にあふれる「小沢チルドレン」にも話題は及び、「民主党の問題点を若い方々のほうを見ながら率直に語りかけたが、真剣に聞いて下さった」と絶賛。最後は「前の(政権の)方々はただ口汚いヤジが多かった」と、「小泉チルドレン」の振る舞いにも触れ、会見を締めくくった。(2009年10月30日asahi.com

共産党はこれまで国会では「何でも反対」「揚げ足取り」で終始しており、独自の道を進んでいる印象しかありませんでした。もっとも、満場一致で決定することがすべて正しいものでもありません。建設的な見地から批判することによって良い結論を導くのは自由な議論の基本でしょう。「前向き」に「現実の政治」を改善していかれることを期待します。自公と協力することもありでしょうか?

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