土曜ワイド劇場 ヤメ検の女

  • あらすじ 葵あかね(賀来千香子)は、検察庁で活躍するエリート検事だったが、大手種苗メーカーの社内で起きた傷害致死事件を担当したあかねは、被疑者である大山里子(原久美子)を立件しようとし、検察庁の上層部から圧力がかけられ、担当をはずされてしまう。あかねはこの事件をきっかけに検察を去ることに。そんなあかねに声をかけたのが、検事時代の先輩・石川比呂也(大和田伸也)。石川は“検事を辞めて転身した弁護士=ヤメ検”として活躍する大物弁護士だ。石川の事務所でプロボノ弁護士として働き始めたあかねは、事件をもう一度洗い直そうと考え、殺された被害者の姉・高松京子(川上麻衣子)に連絡を取る。そんな中、事件の被疑者だった里子が何者かによって殺され、警察に拘留されたのは京子だった。
  • 感想 賀来千香子カッコいいです。あかねは検事で実現できなかった正義を、弁護士として実現しました。その姿は検事・弁護士を含めて法曹関係者全員があこがれる姿と言えます。リアル社会では一部の心無いヤメ検によって、その評価を下げているだけに溜飲が下がりました。

ちなみに高松京子の弁護人として接見した際に、被疑者から事情を聞く口調が思わずキツクなり、京子から「まるで検事の取調べ」と指摘されたのはリアルでした。長年検事を勤めた方が急に弁護人になるのは切り替えが大変なのでしょう。

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

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