手帳の内容を他人にみられることは抵抗があります

 男性ビジネスマンの9割以上が、手帳の記入内容を他人にみられることは「抵抗がある」と答え、手帳には多くの“秘密”が隠されていることが手帳・実用書販売会社「高橋書店」(東京・文京)の調査で分かった。調査は20〜50代の男性800人を対象に実施。96.5%が「見られることに抵抗がある」と答え、見られて困る内容のトップは「プライベート関連」が59.7%、「仕事」「金銭管理」が続いた。
「仕事をズル休みした日のデートがばれた」「取引先情報が競合社に伝わった」「“婚外恋愛”が見つかって修羅場に」などの体験談も寄せられた。副業や退社の意思がばれそうになった人や、彼女への贈り物の内容がばれたというほほえましい話もあった。秘密が多い男性の手帳だが、略語や記号で“防衛”する人はそれぞれ2割前後にとどまり、69.7%が「見られるわけではないのでそのまま書き込む」と答えた。(2009年11月24日産経新聞

弁護士の手帳は、事件の期日を書き込みやすいので弁護士日誌か訟廷日誌(いずれも手帳の商品名です。)を使う方が多いようですが、他人に見せるものでは無いとは言え、ありのままを書くとクライアントの情報や個人情報が漏れる懸念がありますね。
先般「プレジデント」で紹介されていた金融機関の営業の方は、顧客の氏名の代わりに顧客番号でスケジュールを記載されていました。情報管理上、何らかの工夫をしておくことが大事ですね。