「コピペ」を見破るソフトを開発

金沢工業大学とソフト開発のアンク(東京・新宿)は、インターネット上の文書を複写して別のファイルに張り付けるいわゆる「コピペ」を見破るソフトを共同開発した。大学など教育機関向けに年内に発売する。
学生らがネット上の他人の文書を丸写ししてリポートを作成する行為が横行、教育関係者を悩ましている。開発したソフトは判定したい文書を読み込み、コピー元の文献などをネット上で検索し表示する。(2009年12月26日 22:17)

学術論文は、自説を展開するべきものですから、まるまる「コピペ」で提出するのはいただけません。本ソフトはその摘発に役に立つでしょう。
ただ、法律の論文について言えば、法律の条文や判例を「コピペ」で引用することが多く、本ソフトを使って引用部分が存在することが示されても、当然の引用であることが多いでしょうから、判定の手間が増えるだけでかえって煩わしい結果になるかもしれませんね。
論文の種類によって「コピペ」があってはいけない場合に使用するのがよろしいでしょう。