カバチ？

弁護士資格がないのに示談交渉をしたとして、大阪弁護士会は１４日、鳥取県米子市の行政書士の男性（３０）を弁護士法違反（非弁活動）容疑で大阪地検特捜部に告発したと発表した。行政書士は読売新聞の取材に、「示談交渉は一切していない」と否定している。同弁護士会によると、行政書士は２００８年１２月〜０９年１月、大阪府内の女性から電話やメールで夫の不倫を巡る相談を受け、相手の女性に慰謝料を請求したり、和解を勧めたりし、依頼者から報酬を受け取っていたという。同弁護士会は、行政書士が依頼者の代理人として、相手の女性に慰謝料の支払い方法について回答するよう求めた通知書を送ったことなどが、示談交渉にあたると判断した。（2010年4月14日 読売新聞）

弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で和解その他の法律事務を取り扱うことができません。（弁護士法７２条）
行政書士が示談交渉を行えるのは、「カバチ」のドラマの世界だけです。良い子は真似をしてはいけません。

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