小説で読む刑事訴訟法

この度、拙著「小説で読む刑事訴訟法」が法学書院より発刊されましたので、謹んで告知させていただきます。
本書は、大学や法科大学院で法律を学んでいる方を対象に、小説形式で刑事訴訟法を学んでもらおうと思い書き下ろしたものです。それらの方々だけでなく、刑事ドラマ、ミステリーやサスペンスものの小説の愛好家の方にも、現実の刑事手続きを理解いただく一助になればとも思います。

さて本書の内容は、新人弁護士が刑事事件や裁判実務を通じて成長していく姿を小説仕立てで描いてみました。法科大学院生、学部生はじめ刑事裁判に関心のある人が理解できるように刑訴法の流れに沿ってなるべくやさしく解説しております。以下各章の内容を記載ますのでご興味をいただければ幸いです。時節柄、刑事事件・刑事裁判も多く報道されておりますので、それらの情報に関する頭の整理にもご利用ください。

1 捜査
2 逮捕・勾留・被疑者の防御活動
3 公訴
4 公判手続
5 訴因
6 違法収集証拠
7 自白
8 伝聞法則
9 判決・刑の執行
10 上訴・非常救済手続
11 裁判員裁判の手続
12 事実認定

小説で読む刑事訴訟法―難解な刑事訴訟法を楽しく学ぶ入門書

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