平成23年司法試験予備試験

平成23年司法試験予備試験論文式試験の結果が発表になっています。

http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00032.html

最終合格のためには、最後の難関「口述試験」がありますが、論文試験の時点で総括しておきましょう。

短答試験受験者   6477人
短答試験合格者   1339人
論文試験受験者   1293人
論文試験合格者    123人
という結果であり、私は百人程度の合格者となることを予想しておりましたので、それよりは多く合格者が出たようです(尤も口述試験の段階で多少不合格になるのかもしれません)。

出願者の内、3割近くが受験していない、短答試験合格者の内46人が論文試験を受けていない(いずれも途中欠席を含む)など、様々な理由で受験が難しいにも関わらず、挑戦しようとされた努力の結果、残念ながら断念された方が多数いると見られます。
試験結果の得点の分布をみても、合格を勝ち取るのが難しい試験であると見れます。
ところで予備試験は、司法試験本試験を受験する資格を得るための試験ですから、法曹になるためには、来年以降、本試験を突破しなくてはなりません。123名の方には健闘をお祈りします。
また、惜しくも合格になった方は、24年度の試験の願書交付が1月10日から始まりますから、気持ちを新たに、チャレンジなさってください。

司法試験予備試験短答式問題と解説〈平成23年度〉

司法試験予備試験短答式問題と解説〈平成23年度〉

司法試験予備試験論文式問題と解説〈平成23年度〉

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