中国人向け個人観光ビザさらに緩和へ

政府は中国人向け個人観光ビザ（査証）の発行要件を来夏にも追加緩和する方向で検討に入った。今年７月の大幅緩和以降、中国からの観光客が急増した一方、懸念していた不法滞在者は増加していないとして、一段の緩和余地があると判断した。中国で拡大する中間層の来日を促し、国内消費を喚起したい考えだ。（2010/12/31日経新聞）　

中国人観光客向けのビザについて、今年７月の大幅緩和以降の中国からの観光客急増を背景に、中国人中間層の観光需要の取り込みを狙って、一層の緩和が検討されるようです。
具体的には、今後のターゲットとして、高学歴で私企業に勤務し、海外旅行を好む傾向が強い20〜40代の新中間層を想定しているとのこと。韓国政府も今年夏に発行要件を大幅に緩和しており、上記のターゲットがビザを取りやすくなるように現在の規制にある勤務先条件などが緩和の検討対象となる見通しとのことです。
韓国などの近隣諸国も、中国人観光客受け入れに努力しているので、我が国の観光地やショッピング店舗など受入れる側も、中国人がリピータとなって下さるよういっそう努力が必要でしょう。

爆笑!エリート中国人 (幻冬舎新書)

中国人に売る時代!